オリーブについて

オリーブの由来

オリーブの栽培が始まったのは6000年ほど前の地中海沿岸。以来、ヨーロッパの国々では神話や伝説にも数多く登場し、神々の木・平和の象徴として愛されてきました。
日本には安土桃山時代にポルトガルの宣教師によって伝えられたとされています。
明治時代になると本格的な栽培の取り組みが始まり、全国各地に植樹されました。
その中でも、香川県・小豆島と岡山県・牛窓地域のみが植樹に成功し、昨年植樹100周年を迎えた小豆島が「オリーブの島」として知られるようになったのです。

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オリーブの生命力

では、なぜオリーブが神々の木として崇められたのでしょう。
その理由の一つに、オリーブの木が持つ強い生命力があげられます。乾燥した地中海地方の大地で多量のオイルを含む果実を実らせ、嵐で木が倒れてもそこから新しい芽を出し再生してゆく。その力強さを古代の人々は崇めたのでした。

小豆島がオリーブの植樹に成功した要因の一つに、瀬戸内海が地中海性気候と日照時間や降雨量が似ており、気温や土壌の性質も近かったからとされています。

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秘められた“黄金の液体”

もう一つ、神秘的なオリーブに秘められた力。それは”黄金の液体”と称されるオリーブオイルにあります。オリーブオイルは、種子を搾って摂取されるほかの植物油とは異なり、果汁を搾って摂取します。果実のミルクと称されるように、食物性スクワラン・オレイン酸・ポリフェノール・ビタミンA・ビタミンEなどの有効成分が多量に含まれています。
古代の人々は単に食用としてだけではなく神聖な儀式の精油や薬としても重宝し、現代でもヨーロッパ各地では健康のために、毎日スプーン一杯のオリーブオイルを飲む習慣が続けられているのです。

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血管を守るオレイン酸の含有率は約70%

オリーブオイルには様々な有効成分が含まれていますが、その中でも注目なのが不飽和脂肪酸のオレイン酸。
オレイン酸はリノール酸などに比べ酸化しにくく脂肪酸の安定度も良い特徴があります。
特にエキストラバージン・オリーブオイルにはオレイン酸含有量が約70%あり、食用油の中では胡麻油・菜種油を抜きダントツなのです。

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ポリフェノールもいっぱい

オリーブの実は桃や杏と同じ各果類ですが、大きな違いもあります。
他の果実は糖分が高く生のまま食せますが、オリーブの果実は非常に渋くとても生では食べられません。実はこの渋みの正体こそがポリフェノールの一種なのです。また、果実だけでなく葉や枝にも含まれています。オリーブオイルの人気が高いのは、まさにこのポリフェノールがたくさん含まれているからなのです。

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オリーブオイルの用途

オリーブオイルは油脂の中でも胃に負担をかけず、ビタミンA・Eも含まれています。
このように様々な有効成分をもつオリーブオイルだからこそ、食品だけではなく化粧品やスキンケア用品としても広く用いられているのです。

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オリーブオイルの種類

エキストラバージンオリーブオイル

適度に熟したオリーブ果実を搾ってそのまま製品にしたもの。
酸度が1%以下で、風味・色・香りともに申し分ないと認められた最高級品。
そのフルーティーな香りはしばしば青りんごにも例えられます。
爽やかな香りと食味を生かし、生のままパンに付けたりサラダのドレッシングにも適しています。もちろん調理油としても最高のオイルです。

バージンオリーブオイル

フルーティーな香りを楽しめる自然味溢れるオイル。さまざまな料理に使用でき、パスタ料理などにはかかせません。

ピュアオリーブオイル

バージンオリーブオイルとリファインド(精製)オリーブオイルをブレンドしたもの。
風味が軽いので揚げ物や炒め物に最適です。

番外編:スキンケア用・化粧品用オリーブオイル

精製過程での濾過の方法が異なります。食用オイルは比較的粗いメッシュで濾すため、オリーブの実のくずなどがそのまま残り、味わい豊かなものに仕上げています。スキンケア用途の場合は直接肌に触れるため、食用に比べ非常に細かいメッシュで濾過し決めの細かい仕上がりになっています。

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オリーブオイルと生駒屋の麺

そんな平和の象徴であり神秘的なオリーブの産地「小豆島」に本社をもつ弊社生駒屋としましては、食品メーカーとして安全で安心・体によいものをお客様にお届けしたい、郷土の産物を全国に向け発信したいという思いから、オリジナル素麺“オリーブの郷”にはエキストラバージンオリーブオイルを使用しています。
通常、小豆島素麺には胡麻油を使いますが、オリーブの郷素麺はオリーブオイルで仕上げています。
また、オリーブの郷素麺の中でも緑色をした「オリーブの葉茶」素麺には、小豆島産のオリーブの葉から抽出した茶水を練り込み、オリーブの葉に含まれるポリフェノールを多く含む健康志向の素麺に仕上がっています。
熱に強いオリーブオイルの特製から、麺を茹でても有効成分が残ったまま摂取することが可能なのです。
暑い夏・食欲の落ちる夏にこそ絶大な人気を誇る素麺、さらに様々な有効成分を同時に摂取できるといったまさに一石二鳥な麺なのです。

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参考資料 オリーブオイル中の微量成分

炭化水素 スクワラン・カロチン・環状炭化水素
ステロール類 β-シトステロール・カンペステロール・スティグマステロール・
ブラシカステロールなど
トコフェロール類
(ビタミンE類)
α-トコフェロール・β-トコフェロール・γ-トコフェロール
フェノール類 カフェ一酸・プロトカテク酸・バニリン酸・クマル酸・
フェルラ酸・オリューロペイン(苦味成分)
色素 葉緑素(クロロフィール)・カロチノイド
芳香成分 芳香族炭化水素・テルペン類・アルコール類・アルデヒド・ケトン・
エーテル・フラン誘導体・チオフェン誘導体・エステルなど70種以上

注意事項:
こちらで紹介したオリーブの効能は、オリーブに含まれる各種成分の人体への効能を記載したものであり、オリーブオイルを摂取することにより明確に体調を回復させたりするものではありません。オリーブオイルは食品であり薬品ではありませんので、なにより適度な摂取とバランスの取れた食事により各栄養素がお互いの作用を補助しあって働くものです。

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